こんにちは、なかぜんです!
Accessでデータ入力や操作をもっとラクにしたいと思ったこと、ありませんか?
そんなときに活躍するのが「ボタンにVBAを割り当てる」テクニックです。
今回は、初心者でもわかるように、Accessフォームにボタンを配置してVBAを使った自動化をする方法を、やさしく丁寧に解説していきます!
ボタンにVBAを割り当てるとできること
ボタンにVBAを割り当てると、クリック一つで様々な処理が自動で実行できるようになります。たとえば:
- データを登録・更新・削除する
- 特定のレポートを開く
- 別のフォームを表示する
- メッセージを表示する
これを手作業でやるのは大変ですが、ボタン+VBAなら一瞬!
業務の効率化に直結します。
【手順】ボタンにVBAを割り当ててみよう
1. フォームにボタンを設置する
- Accessのフォームをデザインビューで開きます。
- ツールボックスから「ボタン」を選び、フォーム上に配置します。
- 「コマンドボタンウィザード」が出たら、一旦キャンセルしてOKです。
2. ボタンのクリックイベントにVBAを書く
- ボタンを選択し、プロパティシートを開きます。
- [イベント]タブ → [クリック時] の横にある「…(ビルダ)」をクリック。
- 「コードビルダ」を選択してOK。
- VBAエディタが開きます!ここに処理を書くわけですね。
3. 実際のコード例
たとえば、クリックしたらメッセージを出すだけの簡単な例です。
Private Sub コマンドボタン名_Click()
MsgBox "ボタンがクリックされました!", vbInformation
End Sub
これで、ボタンを押すとメッセージが表示されるようになります。
画面イメージ例
下のようなイメージですね。

【注意点】よくあるミスと対策
- ボタン名のつけ忘れに注意!
初期状態の「コマンド0」などのままだと後で分かりにくくなります。プロパティの「名前」をわかりやすいもの(例:「btn登録」など)に変えましょう。 - エラー処理を書こう!
簡単な処理でも、エラー対策を入れておくと安心です。たとえば:
On Error GoTo ErrHandler
'処理内容
Exit Sub
ErrHandler:
MsgBox "エラーが発生しました:" & Err.Description, vbCritical
End Sub
【応用ポイント】中級者向けテクニック
ボタン×VBAに慣れてきたら、こんな応用もおすすめです。
- 複数の処理をまとめて一つのボタンで実行する
- ボタンの有効・無効を条件に応じて切り替える
- VBAモジュールに処理をまとめ、複数のボタンから呼び出す
たとえばモジュールを使えば、複数のフォームで共通処理を楽に管理できますよ!
まとめ|ボタンにVBAを割り当てれば業務がラクになる!
今回は、Accessフォームにボタンを設置してVBAで自動化する方法を紹介しました。
- フォームにボタンを設置する
- クリックイベントにVBAを書く
- エラー処理やボタン名に注意する
- 応用すればもっと便利に!
ボタン+VBAは、Accessをもっと便利に使いこなすための第一歩です。
ぜひあなたも、今日紹介した方法で、自分だけの「自動化ボタン」を作ってみてくださいね!
それではまた次回、なかぜんでした!
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