プリザンター(Pleasanter) vs. kintone 比較

プリザンター

プリザンター(プレザンター)kintone(キントーン)は、どちらもノーコード・ローコードで業務アプリを作成できるWebデータベースですが、目的や特徴が異なります。以下、主な違いを比較します。

1. 料金体系

項目プリザンターキントーン
基本料金無料(オンプレミス版)有料(月額制)
クラウド版有料(Pleasanter Cloud)有料(サイボウズクラウド)
ライセンスオープンソース(MITライセンス)クローズドソース
コスト感低コスト(サーバー運用が無料であれば)ランニングコストが発生(有料)

コストを抑えたいならプリザンター、手軽に導入したいならkintone

2. 機能と拡張性

項目プリザンターキントーン
ノーコード開発
ローコード開発○(SQL、JavaScriptでカスタマイズ可能)△(JavaScriptでの拡張)
外部DB連携○(直接SQLで接続可能)△(API経由での接続)
API提供
プラグイン・拡張性△(自作が必要)○(公式・サードパーティ製あり)

データベース連携や細かいカスタマイズならプリザンター、手軽な拡張ならkintone

3. UI・操作性

項目プリザンターキントーン
UIのシンプルさExcelライクな表形式カード形式+表形式
学習コスト低め(Excel感覚で操作可能)低いめ(直感的な操作)
スマホ対応△(PC設計向けが強い)○(あり)

Excelに慣れているならプリザンター、スマホでも直感的に使いたいならkintone

4. 運用形態とセキュリティ

項目プリザンターキントーン
クラウド提供あり(有料)あり(公式クラウド)
オンプレミス○(自社サーバー設置​​可)×(基本クラウド提供のみ)
アクセス制御○(細かく設定可能)○(管理画面で設定)
セキュリティ自社管理次第(強固にできる)kintoneのクラウド基盤に依存

自社サーバーで運用したいならプリザンター、クラウドで手軽に使いたいならkintone

5. 向いている用途

シチュエーションプリザンターが向いているkintoneが向いている
コストを削減したい◎(無料運用可能)△(月額課金)
細かいデータベース連携が必要◎(SQL直接操作可能)△(API経由)
手軽に業務アプリを作りたい△(やや慣れが必要)◎(直感的に作成可能)
スマホでの活用を重視△(PC向け)◎(アプリ対応)
オンプレミスで運用したい◎(サーバー設置​​可)×(不可)

結論

  • プリザンター低コスト・オンプレミス運用・データベース連携を重視する企業向け
  • kintone手軽にクラウドで業務アプリを作成・利用したい企業向け

どちらを選ぶかは「コスト」「カスタマイズ」「クラウドかオンプレ」などの要件次第!

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