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テーブルの作り方とフィールドの種類

Access

「Accessを使い始めたけど、テーブルってどうやって作るの?」「フィールドの種類がたくさんあってよくわからない…」そんな悩みをお持ちではありませんか?

この記事では、Access初心者の方でも迷わずテーブルを作成できるように、手順をわかりやすく解説していきます。この記事を読めば、業務に使えるデータベースの第一歩をしっかり踏み出せますよ!

1. テーブルとは?Accessの土台になる重要な存在

Accessでデータを管理する上で、テーブルは最も基本となる部品です。Excelでいう「シート」のようなもので、データを行(レコード)と列(フィールド)で整理します。

📌 テーブルの例

社員ID氏名部署入社日
001田中 太郎営業部2023/04/01
002佐藤 花子総務部2022/11/15

2. Accessでテーブルを作る手順

Accessを開いて、以下の手順でテーブルを作ってみましょう。

ステップ①:新しいテーブルの作成

  1. Accessを起動し、空のデータベースを選択します。
  2. 「テーブル1」が自動的に表示されるので、そのまま作業を進めます。
  3. 画面上部の「デザインビュー」に切り替え、テーブル名を入力します(例:社員マスタ)。

ステップ②:フィールドの定義

テーブルにはフィールド名データ型を設定します。

社員ID    → オートナンバー型(自動採番)  
氏名     → 短いテキスト型  
部署     → 短いテキスト型  
入社日    → 日付/時刻型

ステップ③:主キーの設定

「社員ID」など、重複しない一意のフィールドには主キーを設定します。 デザインビューの「社員ID」を選んで、上部の「主キー」ボタンをクリックしましょう。

3. フィールドの種類と用途

Accessにはさまざまなフィールド型がありますが、よく使うのは以下のとおりです。

データ型用途
短いテキスト型名前・住所・電話番号など
長いテキスト型備考欄など、長文向け
数値型数量や金額など
日付/時刻型日付や時間
はい/いいえ型チェックボックス形式
オートナンバー型自動連番(主キーにおすすめ)

4. 注意点とよくあるミス

  • テキスト型で数値を扱ってしまう → ソートや集計で不具合が出やすいです。
  • 主キーを設定しない → レコードの重複を防げません。
  • フィールド名にスペースを入れる → 後でVBAやクエリで扱いにくくなります。

5. 応用ポイント:リレーションシップに備える

複数のテーブルを作るときは、将来的にリレーションシップ(関連付け)を考えて、共通フィールドを設けておくと便利です。

たとえば、「社員ID」は「勤怠テーブル」「給与テーブル」にも共通で使うように設計しておくと、データ連携がスムーズになります。

6. まとめ:Accessの第一歩はテーブル作成から!

今回はAccessのテーブル作成について、

  • テーブルの役割と構成
  • 基本的な作成手順
  • フィールドの種類と使い分け

を学びました。

まずは簡単なテーブルを自分で作ってみることから始めましょう! 次回は「クエリでデータを抽出する方法」について解説予定ですので、お楽しみに✨