こんにちは、なかぜんです!
「Accessで集めたデータをもっと見やすくしたい…」「上司にグラフで報告したいけど、どうやればいいの?」そんなお悩み、ありませんか?
そんな時に活躍するのが Power BI です。AccessのデータをPower BIに連携すれば、あっという間に見栄えのいいダッシュボードが作れますよ!
この記事では、AccessとPower BIを連携する方法を、初心者にもわかりやすくステップ形式でご紹介します。
AccessとPower BIって、どんな関係?
Accessはデータの蓄積・管理に強く、Power BIはそのデータをグラフやチャートで「見える化」するのが得意なツールです。
この2つを組み合わせることで、業務の見える化や改善提案がグッとしやすくなります。
連携の準備をしよう
必要なもの
- Microsoft Access(.accdbファイル)
- Power BI Desktop(無料で利用可能)
- Windows PC
Accessのファイルを用意
今回は例として「販売データ.accdb」というAccessファイルを用意しました。テーブル名は「T_売上データ」とします。
Power BIにAccessのデータを取り込む方法
ステップ1:Power BIを起動
まずはPower BI Desktopを起動し、「データを取得」から「Access データベース」を選びます。
ステップ2:ファイルを選択
「販売データ.accdb」を選んで開きます。
ステップ3:取り込むテーブルを選ぶ
「T_売上データ」にチェックを入れて「読み込み」をクリックします。
ステップ4:グラフを作成
Power BIの画面右側から「積み上げ縦棒グラフ」などを選び、
フィールドをドラッグするだけで簡単にグラフが作れます。
例:
X軸 → 日付
Y軸 → 売上金額
凡例 → 商品カテゴリ
まるで魔法のように、グラフがスイスイ作れちゃいます!
連携時の注意点
- Accessファイルはローカルに保存されている必要があります
- Accessファイルが開かれたままだと読み込みエラーになる場合があります
- Accessのパスワード付きファイルは対応していない場合があります
エラーが出るときは、一度Power BIとAccessを両方再起動してみましょう。
応用編:クエリを使って集計してから読み込もう
中級者の方は、Access内でクエリを作成してからPower BIに取り込むと、無駄なデータを除いた状態でグラフ化できます。
例:月別売上のクエリ
SELECT
Format([売上日], "yyyy/mm") AS 月別,
Sum([売上金額]) AS 月間売上
FROM
T_売上データ
GROUP BY
Format([売上日], "yyyy/mm");
このクエリをPower BIで読み込めば、「月別売上推移」のグラフがすぐ作れます!
まとめ:AccessのデータをPower BIで活かそう!
AccessとPower BIを連携することで、データの見える化がぐっと進みます。
「Accessのデータはあるけど、どう活かせばいいかわからない…」そんな方にこそ、今回の方法はおすすめです。
今日のまとめ
- Power BI DesktopでAccessファイルを簡単に読み込める
- グラフ化によって業務の傾向がつかみやすくなる
- クエリを使えば、より高度な集計もできる
次のステップとしては、ダッシュボードの共有方法やPower BIサービス(Web版)との連携にも挑戦してみてくださいね。
それではまた次回、なかぜんでした!
