こんにちは、Accessブロガーのなかぜんです。

◆ なんとなく「データベース」って難しそう…そう思っていませんか?
日々の業務で「データベースを使って管理してるよ」と言われることはあっても、
「実際にどういう仕組みなの?」「Accessってどう使うの?」という疑問をお持ちの方は多いはず。
でも大丈夫。Accessを使えば、プログラミングの知識がなくても、誰でも簡単にデータベースの基本を理解できます。
今回は、Accessを使ってデータベースの「基本用語」をやさしく解説していきます♪
◆ データベースの基本構造をAccessで学ぼう
● データベースとは?
簡単に言うと、「たくさんのデータを、効率よく整理・保存・検索するための仕組み」です。
紙のノートに手書きで記録する代わりに、コンピュータ上でデータをまとめて管理するのがデータベースの役割です。
● Accessってどんなソフト?
Accessは、Microsoft社が提供しているリレーショナルデータベース管理ソフトです。
Excelのような見た目で、ボタンやフォームを使って直感的に操作できるので、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
● 基本用語をやさしく解説!
- テーブル(Table):データを保存する箱。Excelのシートに近いイメージです。
- フィールド(Field):テーブルの列。項目名のことです。
- レコード(Record):テーブルの行。1件のデータを表します。
- クエリ(Query):テーブルから欲しいデータを抽出する仕組み。条件検索や集計に使います。
- フォーム(Form):入力画面。使いやすく、見た目も整えられます。
- レポート(Report):印刷用の帳票。請求書や一覧表などに活用します。
◆ 実際にテーブルを作ってみよう!
Accessで「商品一覧」のテーブルを作ってみましょう。
● テーブル作成例
以下のような構造でテーブルを作成します。
フィールド名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
商品ID | オートナンバー | 自動で連番が付く |
商品名 | 短いテキスト | 商品名を入力 |
単価 | 通貨型 | 商品の価格 |
在庫数 | 数値型 | 在庫の数量 |
Accessの「デザインビュー」でテーブルを作成すると、上記のような構造に設定できます。
◆ 注意点やよくあるミス
- フィールド名に全角スペースを入れると、クエリなどでエラーになることがあります。
→ なるべく半角英数やアンダースコアを使いましょう(例:商品_名) - データ型の選び方を間違えると、あとで集計や計算がうまくいかないことがあります。
- 主キー(Primary Key)を設定しないと、重複データが登録される可能性があります。
◆ 応用ポイント(ちょっと中級編)
● テーブル同士をつなぐ「リレーションシップ」
Accessの強みは「複数のテーブルを連携できる」こと。
例えば「商品テーブル」と「売上テーブル」を商品IDでつなぐことで、「どの商品が何個売れたか」を把握できるようになります。
● クエリで集計してみよう
クエリを使えば、月ごとの売上や在庫の一覧もカンタンに表示可能。
SELECT 商品名, SUM(売上数) AS 合計販売数
FROM 売上テーブル
GROUP BY 商品名;
↑これは「商品ごとの合計売上数」を集計するクエリの例です。
◆ まとめ:Accessでデータベースの第一歩を!
今回は、「データベースって何?」という疑問に対して、Accessを使って基本用語を学んできました。
Accessは、初心者でも使いやすく、業務でもすぐに役立つツールです。
ぜひこの記事をきっかけに、「データベースを使ってみたい!」「Accessで仕組みを作ってみよう!」と思っていただけたらうれしいです😊
▼ 次のステップとしておすすめ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
