こんにちは、なかぜんです!
「Accessが会社で使えなくなるかも…」「もっとモダンな方法で業務アプリを作りたい!」と感じたことはありませんか?
そんなあなたにおすすめなのが、MicrosoftのPower Appsです。ノーコード・ローコードでアプリが作れて、ブラウザやスマホからも操作可能!
今回は、Accessの代わりにPower Appsで簡単な業務アプリを作る方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
💡Power Appsって何?Accessとの違い
Power Appsは、Microsoft 365の一部として提供されているアプリ開発ツールです。
- AccessはPC上で動作(ローカルアプリ)
- Power Appsはクラウドベースで、スマホやタブレットでも利用可能
- データベースはSharePoint、Dataverse、Excelなど自由に選択可能
つまり、「Accessのようにテーブル・フォームを組み合わせて、もっと自由に、クラウド時代に合った形で」作れるのがPower Appsです。
🔧Power Appsで簡単な顧客管理アプリを作ってみよう
①データソースを準備する
まずは、Excelなどで以下のようなシンプルな顧客一覧表を作っておきましょう(OneDriveに保存)
顧客ID | 顧客名 | 電話番号 | メールアドレス
1 | 山田太郎 | 090-1234-5678 | yamada@example.com
②Power Appsを起動
Microsoft365のメニューから「Power Apps」を選択して、「空のキャンバスアプリ」を選びます。
③Excelデータを接続
左側の「データ」アイコン → 「データの追加」 → 「OneDrive for Business」→ 該当のExcelを選択
④ギャラリーとフォームの追加
画面に「ギャラリー」(一覧表示用)と「フォーム」(詳細入力用)を追加し、それぞれ先ほどのExcelテーブルをデータソースにします。
⑤保存と共有
作ったアプリは「保存」→「発行」→「共有」で、社内の他のメンバーとすぐに使い始められます。
⚠よくあるミスと注意点
- Excelのデータはテーブル化されていないと認識されません
- 列名(ヘッダー)は1行目にし、重複しないように
- OneDrive以外の保存場所を使うとエラーになることも

🚀応用ポイント(中級者向け)
- Dataverseを使うことで、より堅牢なデータベース構造が可能
- Power Automateと組み合わせて「通知」や「自動メール送信」なども実現可能
- ユーザー権限の制御も細かく設定できる
Accessでは難しかったスマホ対応や自動化も、Power Appsならスムーズにできますよ!
📚まとめ:Accessのその先へ
今回は、「Power AppsでAccessの代替アプリを作る」基本的な流れを紹介しました。
- Accessに似た構成で、一覧・入力フォームを作れる
- クラウドで使えるので、どこからでもアクセスOK
- 初心者でもテンプレートやガイドを活用すれば、すぐに形にできる
Accessから一歩踏み出したい方、ぜひPower Appsで「自分の業務アプリ」作りにチャレンジしてみてください!
次回は、Power Automateで自動処理を組み込む方法もご紹介予定です。お楽しみに♪
それでは、また次回お会いしましょう!なかぜんでした。
