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プライマリキーとは?Accessでの設定方法と注意点をやさしく解説

Access

こんなお悩み、ありませんか?

「Accessでテーブルを作ったけど、プライマリキーってなに?
設定しないとどうなるの?」

こんなふうに思ったこと、ありませんか?

こんにちは、Access歴30年のなかぜんです。
今回は、Access初心者の方がつまずきやすい「プライマリキー」について、やさしく解説します。

これを読めば、テーブル設計がグッとわかりやすくなって、ミスも減らせます!

🧩プライマリキーとは?

プライマリキー(主キー)とは、テーブルの中で「1つのレコードを一意に識別するためのフィールド(またはフィールドの組み合わせ)」です。

🔍たとえば…

「社員テーブル」があったとしましょう。

  • 社員ID
  • 氏名
  • 部署

この中で「社員ID」が他と絶対に重ならない番号なら、それをプライマリキーに設定します。

📌設定の目的

  • 重複レコードを防げる
  • 関連するテーブルとの「リレーションシップ(結びつけ)」に使える
  • 検索や更新が速くなる(パフォーマンスの向上)

⚙Accessでの設定方法

Accessでプライマリキーを設定するのは、とっても簡単です。

🖱テーブルデザインビューで設定

  1. ナビゲーションウィンドウからテーブルを右クリックし、「デザインビュー」を選択
  2. 「プライマリキーにしたいフィールド」を選択
  3. 上部の鍵マーク(🔑)のボタンをクリック

すると、選択したフィールドの左に「鍵マーク」がつきます。これで設定完了!

💡VBAで設定する方法

CurrentDb.Execute "ALTER TABLE 社員テーブル ADD CONSTRAINT pk_社員ID PRIMARY KEY (社員ID)"

※すでにデータが入っていて、重複があるとエラーになります。

⚠注意点&よくあるミス

  • 重複してはいけない → データ入力時にエラーになる
  • NULL(空白)はNG → プライマリキーには必ず値が必要
  • 複合キーは慎重に → 複数のフィールドを組み合わせる場合、設計をよく考える必要あり

「氏名」や「住所」のように同じ値が入力される可能性がある項目は、プライマリキーにしないように注意しましょう。

🚀応用ポイント(中級者向け)

🔗リレーションシップとの連携

プライマリキーを設定しておくと、他のテーブルと「リレーションシップ」を設定する際に便利です。たとえば「社員テーブル」と「勤怠テーブル」を社員IDで結ぶと、データの整合性が保てます。

🧠オートナンバー型の活用

プライマリキーには「オートナンバー型」が便利。自動で連番を振ってくれるので、人為的ミスを防げます。

🎯まとめ

今回の記事では、Accessにおける「プライマリキー」の意味と設定方法、そして注意点について解説しました。

  • プライマリキーはレコードの識別番号
  • 重複や空白がないように設計する
  • 設定することで、データの整合性や検索効率がアップ

「プライマリキーを設定するだけで、こんなに管理が楽になるんだ!」と思ってもらえたら、嬉しいです😊

🔗次のステップ

次は、リレーションシップの使い方について学んでみましょう!