こんにちは、なかぜんです！
「Accessを使っているけど、もっと便利にできないかな？」「VBAって聞くけど難しそう…」
そんな悩みを持っている方に向けて、今回はAccessでのVBAの基礎と使い方をやさしく解説していきます。
この記事を読めば、Access操作をぐっと楽に、自動化できる第一歩が踏み出せますよ！
VBAとは？Accessで何ができるの？
VBAの意味
VBA（Visual Basic for Applications）は、Microsoft Office製品に搭載されているプログラミング言語です。
Accessでは、VBAを使うことで次のようなことができるようになります。
- ボタンをクリックしてデータ登録・更新を自動化
- 条件に応じたデータ抽出・表示切り替え
- 複雑な処理をまとめて一気に実行
AccessでVBAを使うメリット
マクロ機能ではできない細かい制御ができるため、業務効率化やエラー防止に役立ちます。
実務で使えるレベルまで身につければ、作業時間がぐっと短縮できます！
AccessでVBAを使ってみよう
まずは開発タブを表示
Accessのリボンに「開発」タブがない場合は、次の手順で表示しましょう。
- Access画面の上部メニューで「ファイル」→「オプション」
- 「リボンのユーザー設定」で「開発」タブにチェックを入れる
VBAコードを書く場所
フォームやボタンを右クリックして「イベントプロシージャ」を選ぶと、VBAエディタ（VBE）が開きます。
ここに実際のコードを書いていきます。
実際のコード例：ボタンでメッセージを表示
たとえば、「こんにちは！」と表示するだけの簡単なコードを書いてみましょう。
Private Sub btnHello_Click()
MsgBox "こんにちは！Access VBAの世界へようこそ！"
End Sub
コードの解説
Private Sub btnHello_Click()は、「btnHello」というボタンがクリックされたときに動く処理を示します。MsgBoxは、画面にメッセージをポップアップ表示する命令です。End Subで処理の終わりを示します。
このように、ほんの数行で動きをつけることができるんです！
注意点・よくあるミス
スペルミスに注意！
VBAは英語で命令を書くため、スペルミスがあるとエラーになります。特に「MsgBox」「CurrentDb」などの綴りは要チェックです。
オブジェクト名の間違い
フォーム上のボタンやテキストボックスの名前（例：btnHello、txtName）を間違えると、正しく動きません。
プロパティシートでコントロール名を確認しましょう。
応用ポイント：実務で役立つVBAテクニック
条件分岐を使いこなそう
「ある条件のときだけ処理を変えたい」という場面では、If ～ Then ～ Else文が活躍します。
If Me.chkApproval.Value = True Then
MsgBox "承認済みです。"
Else
MsgBox "未承認です。"
End If
複数のレコードをまとめて処理
テーブルに保存されているデータをまとめて処理するには、Recordsetを使う方法もあります。少し高度ですが、実務でとても役立ちます！
まとめ：VBAは怖くない！まずは簡単なコードから
今回は、VBAの基礎とAccessでの使い方を紹介しました。
最初は簡単なメッセージ表示からでOK！少しずつできることを増やしていきましょう。
- Accessの操作をぐっと効率化できる
- エラーを減らして安心できる仕組みを作れる
- 実務で役立つスキルになる
ポチップ
